
2022台湾新北市国際宝飾金細工コンテスト
台湾は世界有数の高級宝飾品の消費国であり、多様なデザイン能力を備えているが、金細工技法の統合はできていない。今後を見据えて、台湾の人材の質の高さと安定性、技術性により、量的・質的に世界を上回り、アジアをリードする金細工のデザイン・成形の世界の工場になることが期待される。
ついては、新北市政府教育局と東龍珠股份有限公司は共同で本コンテストを企画し、金細工を起点として創造性を発揮した上、地方文化を取り入れることで伝統金細工の推進と突破を図り、次世代の無限のアイデアで優れた伝統工芸を継承することを期待する。
デザインテーマ:舞い上がる蝶
花が咲くと、蝶がやってくる。台湾は「蝶の王国」と呼ばれ、400種以上の蝶が生息していると歴史的に記録されている。これは、台湾が北回帰線の上に位置し、北は亜熱帯気候、南は熱帯気候に属し、標高が上がるにつれて中央の山岳地帯は温帯や亜熱帯気候になり、多様で複雑な蝶の景観を生み出しているという、地理的または地形的な特異性によるものと思われる。
蝶をモチーフにしたジュエリーを身につけると、蝶が我々の身の上で羽ばたくように見える。そんな優雅で麗しいほどの蝶の美しさを一緒に発見してみないか。
「舞い上がる蝶」をテーマに宝石の特性を生かし、人間味のある心地よさと上品さを引き立てたユニークなジュエリー作品が生まれることを期待する。